日本歴史地名大系 「土佐国蠧簡集木屑」の解説 土佐国蠧簡集木屑(蠧簡集木屑)とさのくにとかんしゆうもくせつ 八巻 柳瀬貞重編成立 寛政初年―同六年の間写本 高知県立図書館・国学院大学解説 柳瀬家は中世香美郡韮生郷柳瀬名の名主の流れをくむ家柄で、古文書を多く蔵したこともあって、貞重は武藤平道・谷真潮に史料編纂の教えを受け、家伝の古文書のほか諸家の古文書、社寺の棟札などを集めて本書を編した。巻一より巻六までは寛治元年より享保一一年までの史料を編年で収載、巻七は無年号だが、長宗我部氏・香宗我部氏関係史料と坪付状が多い。巻八は付録で、おもに社寺の由来、差出、諸氏の先祖書を収める。活字本 「高知県史」古代中世史料編 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by