土地転がし(読み)トチコロガシ

デジタル大辞泉 「土地転がし」の意味・読み・例文・類語

とち‐ころがし【土地転がし】

関係者間で土地転売を重ねることによって地価をつり上げ、その値上げ幅から大きな利益を得ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「土地転がし」の意味・わかりやすい解説

土地転がし
とちころがし

土地を安いときに買って,高くなってから売却する行為土地投機というが,そのうちでも特に悪質なものを指す。値上がりが見込める土地を買い占め,転売しては買い戻すことを繰り返して地価をつり上げ,最終的に高額で売却し暴利をむさぼる行為。多く地上げ屋が絡んでおり,その陰に大手企業の存在がうかがわれることも多い。

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