土居中遺跡(読み)どいなかいせき

日本歴史地名大系 「土居中遺跡」の解説

土居中遺跡
どいなかいせき

[現在地名]三間町土居中

土居中の南西隅の山麓線(標高一九〇―二〇〇メートル)田圃の中にある遺跡で、ここから縄文後期―晩期遺物として特徴ある仏具の独鈷に似た両頭石斧が出土している。

この両頭石斧は独鈷状石器とよばれ、東日本に多く出たものに類するが、中国・四国九州でも縄文後期以降に散見される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 儀器

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む