土居構跡(読み)どいがまえあと

日本歴史地名大系 「土居構跡」の解説

土居構跡
どいがまえあと

[現在地名]西条市中野

洲之内すのうちにある高外木たかとぎ城の城主の居館に西之館と東之館とがあったが、天正一三年(一五八五)小早川勢の進攻により焼亡し、東之館跡のみ石垣・土塁が残存し土居構跡とよばれた。高峠たかとう山から東へ峰続き一・四キロの山麓の東北端台地上にあり、東南には風呂ふろたに川が流れて要害の地形である。面積一千六五三坪。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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