デジタル大辞泉の解説
ぬみ【要=害/▽要】
「賊虜(あだども)の拠(を)る所は皆是―の地(ところ)なり」〈神武紀〉
2 たいせつなこと。要点。ぬま。
「機(はかりこと)の―を宣示(のたまひしめ)して先づ当郡の兵を発せ」〈天武紀〉
よう‐がい〔エウ‐〕【要害】
2 戦略上、重要な場所に築いたとりで。要塞(ようさい)。「天然の―」
3 防御すること。用心すること。
「お侍様方の二腰は身の―」〈浄・千本桜〉
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
… 国人領主の山城は,麓の館(根小屋(ねごや))とセットになっているのが普通である。館が平時の居住施設であるのに対して,山城は戦時に詰める軍事施設(要害)である。南北朝期の山城が広域の戦略上の必要から高くて不便な山に築かれたのに対して,室町時代の国人の山城は,所領支配の拠点という在地に密着した性格を持っていたので比較的低く(多くは比高100m台),集落と連絡しやすい山に築かれた。…
※「要害」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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