土屋岩保(読み)ツチヤ イワホ

20世紀日本人名事典 「土屋岩保」の解説

土屋 岩保
ツチヤ イワホ

明治〜昭和期の医師 衆院議員;侍医



生年
明治7年4月16日(1874年)

没年
昭和3(1928)年8月22日

出生地
山梨県東八代郡祝村

学歴〔年〕
東京帝大医学科〔明治34年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔明治44年〕

経歴
明治34年母校・東京帝大の助手となり、ベルツ教授・三浦教授・入沢教授の下で内科学一般を学び、40年ドイツに留学。42年帰国して再び東京帝大の入沢内科に勤め、44年明治天皇の侍医となる。大正8年宮内省より欧米視察を命じられ、10年帰国。同年退官して開業し、傍ら日本住血吸虫病を研究する。昭和2年衆院議員(新正倶楽部)に当選1回。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土屋岩保」の解説

土屋岩保 つちや-いわほ

1874-1928 明治-昭和時代前期の医師。
明治7年4月16日生まれ。ドイツ留学後,母校東京帝大の内科につとめ,明治44年天皇の侍医となる。大正10年退官して開業し,かたわら日本住血吸虫病を研究する。昭和2年衆議院議員。昭和3年8月22日死去。55歳。山梨県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android