土支田村（読み）どしだむら

日本歴史地名大系

土支田村
どしだむら

• 東京都：練馬区
• 土支田村

[現在地名]練馬区土支田一―四丁目・旭町（あさひちよう）一―三丁目・東大泉（ひがしおおいずみ）一―七丁目・大泉町（おおいずみまち）二丁目・三原台（みはらだい）一―三丁目・谷原（やはら）四丁目・同六丁目・田柄（たがら）四丁目・高松（たかまつ）五―六丁目・光が丘（ひかりがおか）四―五丁目

上練馬村の西、白子（しらこ）川南岸に位置。東部を田柄川が東流し、西部を東西に清戸（きよと）村（現清瀬市）に至る道（清戸道）が通る。北条氏所領役帳に「六貫五百文　江戸土支田源七郎分」とみえ、江戸衆太田康資の寄子源七郎が知行していた。江戸時代初期は幕府領であったが、寛文三年（一六六三）小田原藩領となり、天和三年（一六八三）幕府領に復し幕末に至る（「寛政重修諸家譜」・旧高旧領取調帳など）。田園簿に村名がみえ、田六一石余・畑五六二石余、ほかに野銭永七貫四四九文。

出典　平凡社「日本歴史地名大系」