土生新村(読み)はぶしんむら

日本歴史地名大系 「土生新村」の解説

土生新村
はぶしんむら

[現在地名]福光町土生新

殿との村の南にある。寛永年間(一六二四―四四)に礪波郡戸坂こざか(小坂)村の又八が当地に移住し開拓したといわれ(福光町史)村立ては寛永八年から正保四年(一六四七)の間である(「大西組昔出来村」高田家文書)正保郷帳では南西隣の土生村と一括して高付される。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高二千七四石、免三ツ、小物成は鱒役三匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android