土甲呂村(読み)とごろむら

日本歴史地名大系 「土甲呂村」の解説

土甲呂村
とごろむら

[現在地名]大木町福土ふくど

福間ふくま村の西、やま川下流左岸沿いにある。南は大角おおずみ村、西は笹淵ささぶち村。久留米柳川往還が通り、拾間橋じつけんばし町と土甲呂町があった。慶長六年(一六〇一)大善だいぜん(現久留米市)に「ところ村」の一〇〇石などが与えられている(同年九月二三日「宮川佐渡守・磯野伯耆守・石崎若狭守連署坪付」大善寺玉垂宮文書)。本高は二二五石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高二三〇石・役高一七〇石余。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高一七一石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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