土路村(読み)どろむら

日本歴史地名大系 「土路村」の解説

土路村
どろむら

[現在地名]妙高村土路

土路川中流の山中にあり、北方下流は大鹿おおじか村、南方上流は樽本たるもと村。土路川の西の旧道脇に経塚があり、一字一石経が出土した。正保国絵図に村名があり、高一四石余。延宝七年(一六七九)の越州四郡高帳に「此所番所信州境目」とある。また文政三年(一八二〇)の頸城郡細見絵図にも口留番所が描かれる。天和三年郷帳では高一六石三斗、うち山高一斗三升とある。頸城質地騒動の際の、享保八年(一七二三)の質取人訴状(阿部道治氏蔵)では、当村百姓四人の名が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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