圧し付ける(読み)へしつける

精選版 日本国語大辞典 「圧し付ける」の意味・読み・例文・類語

へし‐つ・ける【圧付】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]へしつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 強く押さえつける。押しつける。また、相手の動きを封じる。
    1. [初出の実例]「大官にもならうず者が小官になりて、人にへしつけられていたは陸沈ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)八)
    2. 「ぐっとへし付(ツケ)て、たぶさをつかんだ」(出典:咄本・今歳咄(1773)入道)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む