ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「圧気工法」の意味・わかりやすい解説 圧気工法あっきこうほうpneumatic process 構造物の基礎や地下トンネルなどで,湧水を防ぐため,高い空気圧のもとで掘削作業を進める工法。基礎の場合には,空気ケーソン,潜函,ニューマチックケーソン (→ケーソン基礎工法 ) ,地下トンネルの場合には,シールド工法などと呼ばれている。作業員が高い気圧のもとで作業をするので,作業時間などに制約があるが,直接地質を確かめながら作業できるので,確実な工事が可能となる。近年は,大型基礎に空気ケーソンを用い,各種の建設機械をケーソンの中に持込み,機械化作業が行われるようになった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by