最新 地学事典 「地下水汚染プルーム」の解説
ちかすいおせんプルーム
地下水汚染プルーム
groundwater pollution plume
地下水に混入して形成される汚染地下水の広がりの範囲のこと。地下水中における汚染物質の移動は,物質の水溶解性と地下水の流動特性,帯水層構造および井戸による地下水利用状況等の影響を受けるので,プルームの形態は複雑である。一般的に地下水のかん養域を汚染源とする場合の汚染プルームの形態は,より深く,より下流方向に広がりをもつが,流出域に汚染源のある場合は比較的浅く,狭い。扇状地の扇頂や扇央付近を汚染源とする場合は汚染プルームの規模が比較的大きいのに対して,扇状地の扇端部や沖積低地では汚染プルームの規模は相対的に小さい。
執筆者:村田 正敏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

