汚染物質(読み)おせんぶっしつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「汚染物質」の意味・わかりやすい解説

汚染物質
おせんぶっしつ

経済,社会活動により排出される各種廃棄物質中,環境を汚染する有害物質。大気汚染因子 (浮遊粉塵一酸化炭素硫黄酸化物窒素酸化物炭化水素など) ,水質汚濁原因 (鉱工業廃水,家庭廃水,農薬など,カドミウムシアンヒ素,総水銀,PCBなど有害物質,ならびに有機汚濁物質など) ,悪臭の原因となる物質と,きわめて多種類にわたっている。工場,自動車などの発生源から直接排出されたものを1次汚染物質といい,汚染物質同士が化学反応を起し,1次汚染物質とは異なる化学的性質を示すようになったものを2次汚染物質という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む