地獄の花(読み)ジゴクノハナ

デジタル大辞泉 「地獄の花」の意味・読み・例文・類語

じごくのはな〔ヂゴクのはな〕【地獄の花】

永井荷風初期小説。明治35年(1902)の作で、「文芸界」誌の懸賞小説に応募選外となるも、同年9月に出版される。森鴎外に高く評価され、著者出世作となった。フランスの自然主義作家、ゾラ影響が見られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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