…この上地を基礎にして支藩の小城(おぎ)藩,鹿島藩,蓮池藩が設けられたが,これら支藩の石高は佐賀本藩の石高35万7036石に包含されたものであった。年貢徴収体系も慶長検地の段階で整えられるが,それは1反当りの年貢高を基軸にしたもので,これを佐賀では〈地米〉と称した。この地米制が年貢と知行の基礎をなした。…
※「地米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...