コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

地震モーメント ジシンモーメント

デジタル大辞泉の解説

じしん‐モーメント〔ヂシン‐〕【地震モーメント】

断層面をずらそうとする偶力モーメントの大きさ。地震を起こした断層運動の強さを物理的に表したもの。大型の地震の場合は、震度計の針の揺れから算出するマグニチュードよりも、破壊エネルギーの大きさを忠実に表す。記号Mo →モーメントマグニチュード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

じしんモーメント【地震モーメント】

地震を引き起こし、断層面で食い違い運動を起こさせる偶力のモーメント。特にその大きさをいう。通常 Mo で表し、Mo=μDS( μ は断層付近の岩石の平均剛性率、 D は食い違い量、 S は断層面積)で与えられる。マグニチュードに比べ、破壊の大きさを忠実に表す。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の地震モーメントの言及

【地震】より

…すなわちダブル・カプルのモーメントM0は,断層面積S上の平均変位量Dと地殻の剛性率μの積M0=μDSで表される。M0は地震モーメントと呼ばれ,地震の強さを表す最も基本的な量であって,一般に観測される地震波の振幅はモーメントに比例する。また断層運動生成前に断層面に働いていた剪断応力σ0と生成後の応力σ1の差⊿σ=σ1-σ0を応力降下量と呼び,DS,またはM0Sの関数として表すことができる。…

※「地震モーメント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

地震モーメントの関連キーワードモーメント・マグニチュードアウターライズ地震安芸敬一金森の式震源過程チリ地震断層面岩石

今日のキーワード

悪魔の証明

証明が非常に困難なものごとを表す比喩表現。古代ローマ法において所有権の帰属証明が極めて困難であったことから、この言葉が初めて用いられたとされている。現代においては、権利関係や消極的事実の証明に関する法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android