地頭鶏

デジタル大辞泉プラス 「地頭鶏」の解説

地頭鶏(じとっこ)

鶏の品種ひとつ宮崎県鹿児島県の旧島津藩領地で古くから飼育されてきた鶏で、日本農林規格の指定在来種。かつては島津藩の地頭に献上していたことからこの名がついたとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「地頭鶏」の解説

地頭鶏 (ジトッコ)

学名Gallus gallus var.domesticus
動物。キジ科ニワトリの一品種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の地頭鶏の言及

【ニワトリ(鶏)】より


[観賞用種]
 雄鶏の時を告げる声を観賞する長鳴鶏としては,東天紅(とうてんこう)(イラスト),声良(こえよし),唐丸(とうまる)など,ひと声を20秒以上も引きのばす品種が作出されている。美しい姿態を楽しむ品種としては小国(しようこく),地鶏(じどり),尾曳(おひき),蓑曳(みのひき),黒柏(くろかしわ),鶉尾(うずらお),比内鶏(ひないどり)(イラスト),地頭鶏(じとつこ),烏骨鶏(うこつけい),チャボ(矮鶏)(イラスト)があるが,蓑羽と尾羽が換羽せずに伸びつづけ,8m以上に達する尾長鶏(イラスト)は世界的に有名である。闘鶏用の品種にはシャモ(軍鶏)(イラスト),薩摩鶏(さつまどり),河内奴(かわちやつこ)がある。…

※「地頭鶏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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