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宮崎県 みやざき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宮崎県
みやざき

面積 7735.99km2(境界未定)。人口 113万5233(2010)。年降水量 2508.5mm(宮崎市)。年平均気温 17.4℃(宮崎市)。県庁所在地 宮崎市。県木 フェニックス(→カナリーヤシ),ヤマザクラ,オビスギ(飫肥杉。

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デジタル大辞泉の解説

みやざき‐けん【宮崎県】

宮崎

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日本の地名がわかる事典の解説

〔宮崎県〕宮崎〈県〉(みやざき〈けん〉)


九州地方南東部に位置する県。
天孫降臨神話の発祥地として名高く、自然豊かな観光県・農業県の性格が強い。東は日向灘(ひゅうがなだ)に面し、北は大分県、西は熊本県、南西は鹿児島県に接する。かつては陸の孤島とよばれて地理的利便性を欠いたが、交通体系の整備により沿岸部に工業も発展。第一次産業の就業者数割合が高く、近年はマンゴーや宮崎牛など農畜産物の全国的なブランド化を推進している。人口114万3744。面積7735.99km2。人口密度147.85人/km2。管轄市町村は9市14町3村。県庁所在地は宮崎市。県花はハマユウ
歴史を見ると、県北部、日之影(ひのかげ)町の出羽洞穴(いずるはどうけつ)遺跡で旧石器時代の石器類が発見されている。古墳は西都原(さいとばる)古墳群など宮崎市を中心に分布する。古くは現在の鹿児島県域も含め、日向(ひゅうがの)国とよばれたが、8世紀初めに薩摩(さつま)・大隅(おおすみ)の2国が分立。平安時代は工藤(くどう)氏(のち伊東(いとう)氏)・島津(しまづ)氏・土持(つちもち)氏らが広大な荘園(しょうえん)を背景に勢力を拡大。このうち現在の西都(さいと)市に築城した伊東氏が独占的支配体制を確立。しかし、戦国時代は敵対していた島津氏が日向国全域を制圧。その島津氏も豊臣秀吉(とよとみひでよし)に敗れると、県域は高鍋(たかなべ)・延岡(のべおか)・佐土原(さどわら)・飫肥(おび)の4藩に分割された。江戸時代は上記4藩に加え、薩摩藩領・人吉(ひとよし)藩領・幕府直轄領などが錯綜(さくそう)する統治形態を継承し、そのまま明治維新に至る。1871年(明治4)の廃藩置県ののち統合・移管を経て、同年11月に美々津(みみつ)県・都城(みやこのじょう)県が成立し、1873年に両県が統合して宮崎県が成立。1876年、鹿児島県に併合され、西南戦争の舞台となったが、1883年に現県域の宮崎県が再置された。
地勢を見ると、北西部を九州山地が走り、南西部に霧島(きりしま)山、南部に鰐塚(わにつか)山地がある。県面積の約76%を山林が占め、低地は南東部の宮崎平野と都城盆地・小林(こばやし)盆地などの盆地に限られる。五ヶ瀬(ごかせ)川・耳(みみ)川・小丸(おまる)川・一ツ瀬(ひとつせ)川・大淀(おおよど)川など流路70km以上の河川を有し、水資源は豊富。上流域でV字谷が発達し、峡谷を形成。宮崎平野の縁辺に洪積台地、盆地にシラス台地が広がる。気候は、年平均気温は約17℃、年間降水量は約2400mmと高温多雨で、太平洋岸式気候の南海型に属する。梅雨期と台風期に集中豪雨に見舞われることが多い。
産業は、農業では、平野での稲作、台地でのサツマイモ栽培が中心だったが、1950年代に台風被害を避けるため超早場米栽培への転換が図られ、農業構造は大きく変わった。水稲の裏作としてビニールハウスでの野菜栽培が普及し、端境(はざかい)期を中心に京浜(けいひん)や阪神などの大都市圏に出荷。ピーマン・サトイモ・キュウリ・葉タバコ・茶の生産量は全国有数で、スイートピー・キクなどの花卉(かき)栽培も盛ん。一方、サツマイモ栽培は60年代から衰退し、畜産に取って代わられた。ブロイラーの出荷数、ブタ・肉用牛の飼育頭数は全国上位にあり、畜産が産業の柱に成長した。林業も盛んで、スギ材など素材生産量は全国第4位。乾燥シイタケや生シイタケの栽培が活発。工業は、延岡(のべおか)市・日南(にちなん)市などに化学・紙パルプ食品工業が発達しているほか、テクノポリスに指定された宮崎市周辺には、半導体など先端技術関連の工場が進出。漁業は、漁港に恵まれず低調。
観光では、南部の日南海岸国定公園亜熱帯植物の景観に優れ、青(あお)島・サボテン公園・鵜戸(うど)神宮・都井(とい)岬などの観光地が多くの観光客を集める。南西部のえびの高原は霧島屋久国立公園の一中心で、保養地として整備が進む。北部は祖母傾(そぼかたむき)国定公園、北東部のリアス式海岸は日豊(にっぽう)海岸国定公園、西部の山岳地帯は九州中央山地国定公園に指定。国の重要無形民俗文化財に指定されている民俗芸能として、天孫降臨の神話で有名な高千穂(たかちほ)町の高千穂の夜神楽(かぐら)、五ヶ瀬町の五ヶ瀬の荒踊(あらおどり)、平家落人(おちうど)伝説や「ひえつき節」で知られる椎葉(しいば)村の椎葉神楽(かぐら)、西都市の米良(めら)神楽、都城市の山之口(やまのくち)の文弥(ぶんや)人形がある。祭りでは、4月に延岡大師祭、10月に宮崎神宮の大祭、11月に西都古墳まつりなどが開催される。
えびの市
北諸県郡
串間市
小林市
児湯郡
西都市
西臼杵郡
西諸県郡
日南市
延岡市
東臼杵郡
東諸県郡
日向市
都城市
宮崎市

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