坂上経澄(読み)さかのうえの つねずみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂上経澄」の解説

坂上経澄 さかのうえの-つねずみ

?-? 平安時代後期の武士
高野山領紀伊(きい)伊都郡官省符荘(かんじょうふのしょう)(和歌山県高野口町)内80ha余の領主寛治(かんじ)元年(1087)寺家所司の行賢を殺害した罪で追放され,所領を没収された。のち家人の紀仲清に先祖伝来の天野社領山前(やまざき)山地まで押領されかけ,3年に所領の回復をねがいでた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例