坊主捲(読み)ぼうずめくり

精選版 日本国語大辞典 「坊主捲」の意味・読み・例文・類語

ぼうず‐めくりバウズ‥【坊主捲】

  1. 〘 名詞 〙 百人一首歌ガルタで行なう遊戯の一つ。百人一首の読札は官人・姫・僧(坊主)に大別されるが、それら一〇〇枚を裏返しに重ねて座に置き、数人が囲んで、一枚ずつめくって各自手元に積む。姫をめくった者は自分の手元に積んだ札を場に出し、僧をめくった者は場の札全部を引き取る。最後に手元の取札の少ない者を勝ちとするもの。また、姫をめくった者が場の札全部を取り、僧をめくった者が手元の札全部を場に出し、最後に手元の取札の多い者を勝ちとする遊戯法もある。坊主おこし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む