日本歴史地名大系 「坊僧遺跡東段地区」の解説 坊僧遺跡東段地区ぼうそういせきひがしだんちく 徳島県:美馬郡美馬町郡里村坊僧遺跡東段地区[現在地名]美馬町 東段吉野川中流域の北岸、標高約一四五メートルの段丘上にあり、平成七年(一九九五)四国縦貫自動車道建設に伴う発掘調査を五七二〇平方メートルを対象として実施した際に発見された。出土遺物は旧石器時代の石器群が中心で、三ヵ所のブロックが検出されている。出土した石器の総点数は一千点を超えており、県下では土成(どなり)町椎(しい)ヶ丸(まる)〜芝生(しぼう)遺跡に次ぐ規模の旧石器時代遺跡である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報