垂憐(読み)スイレン

デジタル大辞泉 「垂憐」の意味・読み・例文・類語

すい‐れん【垂×憐】

情けをかけること。
「其上本国の民にても同じ人類の事なれば御―可被下くださるべく」〈条野有人・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「垂憐」の意味・読み・例文・類語

すい‐れん【垂憐】

〘名〙 あわれみをたれること。情をかけること。〔文明本節用集(室町中)〕
※近世紀聞(1875‐81)〈条野有人〉初「本国の民にても同じ人類の事なれば御垂憐(スヰレン)下さるべく君主にも御存なき事の有べきや」 〔韓愈‐後十九日復上宰相書文〕

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