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情け ナサケ

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デジタル大辞泉の解説

なさけ【情け】

人間味のある心。他人をいたわる心。人情。情愛。思いやり。「武士の情け」「浮き世の情け」→御情(おなさ)け
男女の情愛。恋情。また、情事。いろごと。「深情け」「薄情け
風情。おもむき。あじわい。
「落花啼鳥の―も心に浮かばぬ」〈漱石草枕
もののあわれを知る心。風雅を解する心。風流心。
「―ある人にて、かめに花をさせり」〈伊勢・一〇一〉

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大辞林 第三版の解説

なさけ【情け】

他人に対する心づかい。哀れみや思いやりの感情。 「人の-にすがる」 「人の-が身にしみる」
男女の愛情。恋愛の情。恋心。 「深-」 「姫君様の-程我身の罪は重うなる/浄瑠璃・反魂香」
男女の情事。色事。 「 -を商売になさるる吾妻様/浄瑠璃・寿の門松」
人としての感情。 「人、木石にあらざれば、皆-あり/源氏 蜻蛉
風流の心。趣味を解する心。 「 -ある人にて、瓶かめに花をさせり/伊勢 101
風情ふぜい。おもむき。情緒。 「たれこめて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに-深し/徒然 137
義理。 「 -の兄の継信が行方を尋ね出るにぞ/浄瑠璃・門出八島」

出典|三省堂
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