日本歴史地名大系 「城安寺村」の解説 城安寺村じようあんじむら 滋賀県:愛知郡秦荘町城安寺村[現在地名]秦荘町常安寺(じようあんじ)竹原谷(たけはらだに)村の北西に位置し、西は円城寺(えんじようじ)村。史料上は常安寺とも。承安(じようあん)寺が地内にあり、村名の由来となる。天正一九年(一五九一)五月の愛知郡蔵入目録(芦浦観音寺文書)に「あひこの郷」の小物成として承安寺村内の山と、位置不明だが「ミんぶ山」の山手米として高一石五斗がみえる。慶長五年(一六〇〇)彦根藩領となり、慶長高辻帳に城安寺村二七三石余とある。元禄八年大洞弁天寄進帳に常安寺村とみえ、男九四・女八二、寺社方男一。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by