埒不明(読み)らちあかず

精選版 日本国語大辞典 「埒不明」の意味・読み・例文・類語

らち‐あかず【埒不明】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 埒のあかないこと。何をさせても手際が悪く、なかなか事を処理できないこと。また、そのさまやその人。
    1. [初出の実例]「もろこしには濫吹の徒ときらひ、日本には地謡男とそしれり。紛者(まぎれもの)の埒あかずなり」(出典談義本・艷道通鑑(1715)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android