域外共通関税(読み)いきがいきょうつうかんぜい(その他表記)Common external tariff

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「域外共通関税」の意味・わかりやすい解説

域外共通関税
いきがいきょうつうかんぜい
Common external tariff

関税同盟結成にあたり,加盟国が域外からの輸入品に対して共同で設定する共通関税のこと。これに対して,域内国間では関税を撤廃するが,域外に対しては各国が独自の関税政策を実施できるものとして自由貿易地域がある。

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