堀尾正雄(読み)ホリオ マサオ

20世紀日本人名事典 「堀尾正雄」の解説

堀尾 正雄
ホリオ マサオ

昭和・平成期の高分子化学者 京都大学名誉教授



生年
明治38(1905)年7月20日

没年
平成8(1996)年12月21日

出生地
大阪府大阪市

学歴〔年〕
京都帝国大学工学部化学科〔昭和3年〕卒,京都帝国大学大学院〔昭和10年〕修了

学位〔年〕
工学博士

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章〔昭和45年〕,勲二等瑞宝章〔昭和50年〕,文化功労者〔平成5年〕

経歴
昭和13年京都大学助教授を経て、16年教授。同大学化学研究所所長、工学部長、工学研究所所長を歴任し、退官後、名誉教授。日本化学会、繊維学会日本レオロジー学会、国際レオロジー委員会各会長を務めた。化学繊維や高分子材料の開発研究に先駆的役割を果たした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀尾正雄」の解説

堀尾正雄 ほりお-まさお

1905-1996 昭和-平成時代の高分子化学者。
明治38年7月20日生まれ。昭和16年母校京都帝大の教授となり,化学研究所長,工学研究所長をつとめる。化学繊維や高分子材料の開発研究をすすめた。日本化学会会長,繊維学会会長などを歴任。平成5年文化功労者。平成8年12月21日死去。91歳。大阪出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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