堀川百首題狂歌集(読み)ほりかわひゃくしゅだいきょうかしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「堀川百首題狂歌集」の意味・わかりやすい解説

堀川百首題狂歌集
ほりかわひゃくしゅだいきょうかしゅう

江戸時代前期の狂歌集。『堀川狂歌集』ともいう。3巻。寛文 11 (1671) 年刊。平安時代の『堀河百首』の題によって詠じた7部の狂歌集を集成したもの。『堀河百首』は以後の百首歌の規範となっており,狂歌でもこの題を借りて百首狂歌がたびたび詠まれた。所収7部の各詠者は,雄長老,よみ人しらず,松永貞徳,安井了忠,如竹,猶影,池田正式 (布留田造と平群実柿の戯号で詠む) である。了忠,如竹,猶影を除いた4人の集は,おのおの写本伝存する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む