堀津郷(読み)ほつとごう

日本歴史地名大系 「堀津郷」の解説

堀津郷
ほつとごう

和名抄」所載の郷。同書高山寺本に「発度」、名博本に「ホツト」の訓があるが、「発度」は東急本・元和古活字本に郷名としてあげられているため竄入かともされる。津はトと古代に訓ずる例がなく、ホリツ・ホッツとよまれた可能性が高い。なお尾張国堀津牧(現岐阜県羽島市)はホッツとよまれている(年未詳六月八日「下間頼龍奉本願寺御印書」円覚寺文書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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