堀田右馬允(読み)ほった うまのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀田右馬允」の解説

堀田右馬允 ほった-うまのすけ

1809-1873 幕末武士
文化6年生まれ。紀伊(きい)和歌山藩士。慶応3年藩財政立て直しのため急激な禄制改革をすすめようとした奥右筆田中善蔵殺害を指揮し,明治6年1月24日処刑された。65歳。名は遜(ゆずる)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「堀田右馬允」の解説

堀田右馬允

没年:明治6.1.24(1873)
生年:文化6(1809)
幕末の紀州(和歌山)藩士。慶応3(1867)年11月12日,藩財政再建のため急激な禄制改革を進めようとしていた田中善蔵を殺害。これを支持する声もあり,斬罪に処せられたのは明治6(1873)年であった。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android