堂ヶ鼻窯跡(読み)どうがはなかまあと

日本歴史地名大系 「堂ヶ鼻窯跡」の解説

堂ヶ鼻窯跡
どうがはなかまあと

[現在地名]佐川町甲 堂ヶ鼻

佐川町市街地より約一キロ東の丘陵末端部にある窯跡で、近くを国道三三号が走る。集落名をとって上郷かみごう窯跡ともいわれる。奈良時代末―平安時代前期の須恵器窯跡であるが、発見されたのは灰捨場だけで、窯自体は確認されていない。昭和九年(一九三四)灌漑用溜池築造時に偶然に発見され、須恵器の甕・把手付甕・坏・盤が出土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android