堂川村(読み)どうがわむら

日本歴史地名大系 「堂川村」の解説

堂川村
どうがわむら

[現在地名]上小阿仁村堂川

北流する小阿仁川上流域左岸、西の七倉ななくら山に連なる台地東端部に位置する。対岸杉花すぎはな村・仏社ぶつしや村。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に一二八石とみえる。享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」では戸数二一軒、文化一二年(一八一五)の「秋田風土記」では二七戸。枝郷は延宝元年(一六七三)に分立した大阿瀬おおあぜ村一ヵ村で、享保一五年の戸数は六軒(六郡郡邑記)。文化一五年の堂川村御開発名為寄帳(上小阿仁村郷土史)によれば郷中分を含め、三四軒でおよそ四千七〇〇坪を開いている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android