上小阿仁村(読み)かみこあにむら

日本歴史地名大系 「上小阿仁村」の解説

上小阿仁村
かみこあにむら

面積:二五七・四八平方キロ

北秋田郡西南端に位置し、南は河辺郡河辺町と秋田市、西は山本郡二ッ井町・琴丘町と南秋田郡五城目ごじようめ町に接する。小阿仁川上流に沿い南北に細長い区画を占める。水田に恵まれないが、古来森林資源に富む。国道二八五号が五城目町から入り、北部を通って森吉もりよし町に貫くほか主要道路は発達していない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「上小阿仁村」の意味・わかりやすい解説

上小阿仁〔村〕
かみこあに

秋田県中北部,米代川の支流小阿仁川流域を占める村。南西は秋田市に接する。村域の北西部を北流する小阿仁川沿いに集落が発達。上流部に萩形 (はぎなり) ダムが完成。村域の南半分は太平山地に属し,豊かな森林資源に恵まれ,製材・木材加工業が立地。秋田市との境にある太平山の北麓一帯は太平山県立自然公園に属する。国道 285号線が通る。面積 256.72km2人口 2063(2020)。

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