堤頭遺跡(読み)つつみがしらいせき

日本歴史地名大系 「堤頭遺跡」の解説

堤頭遺跡
つつみがしらいせき

[現在地名]粕川村一日市

丘陵性台地の末端部、粕川左岸にある。遺跡地の中央には小河川の浸食による細長い谷が入込んでいる。昭和五四年(一九七九)に調査が行われ、縄文時代前期から平安時代にかけての住居跡五八軒が検出された。弥生後期に位置づけられる住居跡一一軒は、土器表面に縄文を施した赤井戸式土器を出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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