報じる(読み)ホウジル

デジタル大辞泉 「報じる」の意味・読み・例文・類語

ほう・じる【報じる】

[動ザ上一]「ほう(報)ずる」(サ変)の上一段化。「テレビ異変を―・じる」「恨みを―・じる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「報じる」の意味・読み・例文・類語

ほう・じる【報】

  1. 〘 他動詞 ザ上一 〙 ( サ変動詞「ほうずる(報)」の上一段化したもの ) =ほうずる(報)
    1. [初出の実例]「情を讎(あだ)で報(ハウ)じる道理」(出典人情本・清談若緑(19C中)二)
    2. 「八角時計がゆっくり九時を報じる」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生と虚空)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android