デジタル大辞泉
「報ずる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ほう‐・ずる【報】
- 〘 他動詞 サ行変 〙
[ 文語形 ]ほう・ず 〘 他動詞 サ行変 〙 - ① 受けた恩にむくいる。恩をかえす。
- [初出の実例]「汎一日に三度恒沙のかすの身をすつとも猶仏法の一句の恩をだにも報する事あたはじ」(出典:観智院本三宝絵(984)中)
- ② 恨みを晴らす。仕返しをする。
- [初出の実例]「前世に少の福有らば必ず此の怨を報ずべし」(出典:今昔物語集(1120頃か)二)
- ③ 知らせる。告げる。
- [初出の実例]「林がやがて客人のきたを報じて」(出典:玉塵抄(1563)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 