塗縁(読み)ぬりぶち

精選版 日本国語大辞典 「塗縁」の意味・読み・例文・類語

ぬり‐ぶち【塗縁】

  1. 〘 名詞 〙 戸・障子の桟や器物の縁を漆塗りにすること。また、そのもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「床の塗縁(ヌリブチ)にあてて楊枝けづり」(出典浮世草子世間娘容気(1717)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android