塞き合ふ(読み)セキアウ

デジタル大辞泉 「塞き合ふ」の意味・読み・例文・類語

せき‐あ・う〔‐あふ〕【塞き合ふ】

[動ハ四]すきまもないほどに込み合う。
六波羅門前には、馬車の立ち所もなく―・ひたるに」〈古活字本平治・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塞き合ふ」の意味・読み・例文・類語

せき‐あ・う‥あふ【塞合】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 押し合う。こみ合う。また、競い合う。
    1. [初出の実例]「六波羅の門前には、馬・車の立ち所もなくせきあひたるに」(出典:平治物語(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android