塩嘗め(読み)しおなめ

精選版 日本国語大辞典 「塩嘗め」の意味・読み・例文・類語

しお‐なめしほ‥【塩嘗・潮嘗】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 塩をなめること。
  3. 鹿児島県吐(とから)列島などでの服喪の制。喪の終わりの儀式として、親や子は一〇〇日後、兄弟は四五日後、従兄弟は三日後に、おのおの潮を体にかけ、また親しい者ほど多く潮を飲み、縁の遠い者はなめる程度にする。その潮水をなめる行為。また、その程度の縁遠い関係。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む