精選版 日本国語大辞典 「塩嘗め」の意味・読み・例文・類語 しお‐なめしほ‥【塩嘗・潮嘗】 〘 名詞 〙① 塩をなめること。② 鹿児島県吐喇(とから)列島などでの服喪の制。喪の終わりの儀式として、親や子は一〇〇日後、兄弟は四五日後、従兄弟は三日後に、おのおの潮を体にかけ、また親しい者ほど多く潮を飲み、縁の遠い者はなめる程度にする。その潮水をなめる行為。また、その程度の縁遠い関係。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例