[ 二 ]①に挙げた「令集解」の「伊止伎毛(イトキモ)」はイトコイモの約であろう(イモは親しい女性を呼ぶ称)。いとしい男を「伊止古世(イトコセ)(=愛子夫)」といい〔神楽歌‐小前張〕、いとしい女を「以止古女(イトコメ)(=愛子女)」ということもある〔風俗歌拾遺(承徳本古謡集所収)ちちらめ〕。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...