塩引き(読み)シオビキ

デジタル大辞泉 「塩引き」の意味・読み・例文・類語

しお‐びき〔しほ‐〕【塩引き】

魚を塩漬けにすること。また、その魚。
塩鮭しおざけ 冬》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「塩引き」の解説

しおびき【塩引き】

①魚を塩漬けにすること。またその塩蔵した魚。
②「①」の中で、特に強塩の鮭。新潟村上のものが知られ、「塩引き鮭」ともいう。村上のものは、1週間ほど塩漬けにしたあと、真水で塩抜きして塩加減を調整し、日本海沿岸特有の寒風にさらしながら1~数週間程度熟成させたもの。新巻き鮭とは逆に、頭を下にして干す。また、翌7月頃まで半年間熟成を続けたものを「酒浸し」という。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android