最新 地学事典 「塩水化」の解説
えんすいか
塩水化
groundwater salinization
臨海部の帯水層に海水が侵入する現象を海水侵入(seawater intrusion)または塩水侵入(saline water intrusion)といい,その結果,地下水の塩分濃度が高くなることを地下水の塩水化という。地下水の過剰汲上げに伴う水位低下や,地球温暖化等に伴う海面上昇および高潮によって,臨海部(塩淡境界)の地下水と海水の均衡が崩れることで生じる。地下水の水質が悪化して利用価値が低下するので,水文地質条件に調和した揚水管理が必要。地層中の化石塩水が起原となる場合もある。
執筆者:長田 実也・中山 竜英
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

