日本歴史地名大系 「塩竈社門前町」の解説 塩竈社門前町しおがましやもんぜんまち 岩手県:水沢市水沢城下塩竈社門前町[現在地名]水沢市 宮下町(みやしたちよう)明和三年(一七六六)塩竈村石田(いしだ)にあった塩竈神社を愛宕(あたご)ヶ岡に遷座してから参道となった通りで、以前は吉祥(きつしよう)寺持の土地であった。「水沢町方等安永風土記」は町人町六町をあげたあと外として当町をあげるが、「塩竈村安永風土記」は家中小路二四丁の一に数えている。寛政一二年(一八〇〇)明神式石造大鳥居が建てられて参詣者がふえ、御神酒屋秋田屋などの店が並び、遊廓もできた(遊廓はのち勝手丁に移る)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by