填り込む(読み)はまりこむ

精選版 日本国語大辞典 「填り込む」の意味・読み・例文・類語

はまり‐こ・む【填込・嵌込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. 物の中にぴったりはいりこむ。物の中にひきこまれて身動きできないようになる。中へ落ちこむ。
    1. [初出の実例]「胴の中へ頭が嵌(ハマ)り込んだやうに見えるが」(出典我等一団と彼(1912)〈石川啄木〉五)
  3. かかわりあって、その中にひきこまれ動きがとれなくなる。特に、女の色香におぼれる。はまる。
    1. [初出の実例]「好の道とて遊廓へはまりこみ」(出典:浮世草子・諸道聴耳世間猿(1766)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む