はまり‐こ・む【填込・嵌込】
- 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
- ① 物の中にぴったりはいりこむ。物の中にひきこまれて身動きできないようになる。中へ落ちこむ。
- [初出の実例]「胴の中へ頭が嵌(ハマ)り込んだやうに見えるが」(出典:我等の一団と彼(1912)〈石川啄木〉五)
- ② かかわりあって、その中にひきこまれ動きがとれなくなる。特に、女の色香におぼれる。はまる。
- [初出の実例]「好の道とて遊廓へはまりこみ」(出典:浮世草子・諸道聴耳世間猿(1766)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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