境界悪性卵巣腫瘍(読み)きょうかいあくせいらんそうしゅよう(その他表記)Ovarian tumor (borderline malignancy)

六訂版 家庭医学大全科 「境界悪性卵巣腫瘍」の解説

境界悪性卵巣腫瘍
きょうかいあくせいらんそうしゅよう
Ovarian tumor (borderline malignancy)
(女性の病気と妊娠・出産)

 良性腫瘍悪性卵巣がんのちょうど中間性質をもっている境界悪性腫瘍は、通常は確実に摘出してしまえば生命に関わることはありませんが、ごくまれに再発することがあります。したがって、境界悪性腫瘍摘出後にも慎重な経過観察が必要とされます。悪性卵巣腫瘍がリンパ節転移を来すのに対して、境界悪性卵巣腫瘍がリンパ節転移を来すことはまれです。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む