普及版 字通 「墅」の読み・字形・画数・意味
墅
14画
[字訓] かりいお
[字形] 会意
野(や)+土。もと穀物を収める田廬。のち別邸・別荘の意となる。六朝期以後、景勝の地に別墅を営む風がさかんとなった。〔晋書、謝安伝〕に「棊を圍みて、別墅を(か)く」という逸話をしるしている。
[訓義]
1. かりいお。
2. いなかのやしき、しもやしき、別墅。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕墅 野廬なり、乃々伊保(ののいほ)なり 〔立〕墅 乃々伊保(ののいほ)なり
[熟語]
墅舎▶・墅扉▶・墅門▶・墅楼▶
[下接語]
遠墅・家墅・江墅・郊墅・山墅・新墅・草墅・村墅・別墅・野墅・幽墅・林墅
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報