増野新切遺跡(読み)ましのしんきりいせき

日本歴史地名大系 「増野新切遺跡」の解説

増野新切遺跡
ましのしんきりいせき

[現在地名]高森町山吹

大沢おおさわ川と寺沢てらさわ川に挟まれた標高約六五〇メートル前後の扇状台地一帯に広がる縄文中期後半の集落遺跡

昭和四七年(一九七二)の調査で該期の住居跡七八、土壙一九一が検出された。時期的には数型式にわたる集落跡であるが、伊那谷の広い段丘平坦面でなく、山麓傾斜面に立地する該期集落跡研究に新しい視点を生んだ遺跡といえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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