山吹村(読み)やまぶきむら

日本歴史地名大系 「山吹村」の解説

山吹村
やまぶきむら

[現在地名]高森町山吹

現高森町の中央部よりやや北東に位置する。天竜川の沖積地と段丘上の平地とからなる。

村名の初見は天正一九年(一五九一)の信州伊奈青表紙之縄帳である。村高は正保四年(一六四七)・元禄一五年(一七〇二)・天保五年(一八三四)ともに四七七石余(信濃国絵図高辻・信濃国郷帳)で変わらなかった。

村の東、段丘上に慶長六年(一六〇一)より山吹領の領主となった旗本座光寺氏の居館があった。山吹城・山吹陣屋などともよばれるが、城としての遺構は認められない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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