墨太(読み)スミブト

デジタル大辞泉 「墨太」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ぶと【墨太】

[名・形動]筆跡の墨つきが太いこと。また、そのさまやその文字筆太。「墨太題字

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「墨太」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ぶと【墨太】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 筆で書いたものの、墨つきの太いさま。筆太。
    1. [初出の実例]「墨太(すみフト)になる〔慶長中公家配流記〕次第次第に墨太になりまゐらせ候て」(出典俚言集覧(1797頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android