墨太(読み)スミブト

デジタル大辞泉 「墨太」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ぶと【墨太】

[名・形動]筆跡の墨つきが太いこと。また、そのさまやその文字筆太。「墨太題字

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「墨太」の意味・読み・例文・類語

すみ‐ぶと【墨太】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 筆で書いたものの、墨つきの太いさま。筆太。
    1. [初出の実例]「墨太(すみフト)になる〔慶長中公家配流記〕次第次第に墨太になりまゐらせ候て」(出典俚言集覧(1797頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android